1: 2018/12/04(火) 10:04:32.46 ID:uXLwB+s10
新型レクサスLS カー・オブ・ザ・イヤー“予選落ち”の衝撃
迷走するトヨタの高級ブランド戦略
2018.12.4
(中略)
アメリカでは2018年1月に発売されたが、本格的に納車が始まったと考えられる
3月~10月で月平均855台の販売に留まっている。
先代LSは発売当初月平均3000台弱(2007年)を販売しており、
今のペースでは先代の3分の1以下の水準である。
それ以前の世代のLSもすべて初年度は年間2万~4万台を売り上げており、
新型LSの販売不振が際立つ。最大のライバルであるメルセデスベンツSクラスに
大きく水を開けられ、スポーツカーに近い4ドアセダンである
ポルシェ・パナメーラにさえ肉薄されているのである。
日本でも2017年10月の発売後3月までは目標月間販売台数600台に対し
2000台レベルと好調だったが、5月以降は400~500台レベルに落ち込んでいる
このように、新型LSは顧客からの反応も芳しくないのである。
(中略)
レクサスの品質の対する評価は依然として高いが、品質面では他ブランドが急速に改善し、
アメリカの各種調査データではすでに多くのブランドがレクサスを凌いでいる。
とくに韓国勢の改善が著しく、JDパワー社の初期品質調査(2018年)では
韓国ブランドが1-3位を独占しており(ヒュンダイの高級ブランドであるジェネシスが1位、
キアが2位、ヒュンダイが3位。レクサスは8位)、商品魅力度を示すAPEAL調査でも
ジェネシスが1位でレクサスは10位に留まる(BMWは3位、メルセデスベンツは5位)。
コンシューマーリポート誌もジェネシスをナンバーワンブランドに選定している。
今まで欧州勢に対して割安感で売っていたレクサスにとって
韓国のジェネシスも無視できない存在となっているのだ。
このままでは近い将来高級プレミアム市場で韓国車の方が存在感がある、
などという事態に陥りかねない。プレミアムブランドは見た目の販売台数より
収益力とそれを支える独自のブランド価値が重要である。
(後略)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58509
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