2018年9月28日 16時55分
アウディによりますと、ドイツにある3つの工場で行っている燃費や排ガスの検査で、国土交通省が定めた速度などの条件を満たしていないにもかかわらず、有効なデータとして記録していたことが社内の調査でわかったということです。
調査した4年間で、不適切な処理を行っていたのは検査を行った車全体の5%にあたる37台でこうした調査結果を28日、国土交通省に報告したということです。
会社では、検査の担当者が無効なデータを誤って有効だと記録していたことが原因だとして、今後、検査の条件を満たしているかを自動で判定したり、記録したりするシステムを導入するなど、再発防止に取り組むことにしています。
燃費や排ガスの検査をめぐっては日産自動車やSUBARU、スズキなどで相次いで不正が明らかになっていますが、海外メーカーで問題が明らかになったのは初めてです。
燃費や排ガスの検査で不適切な処理を行っていたことについて「アウディ ジャパン」のフィリップ・ノアック社長が記者会見し、「社内の調査で排ガス性能や燃費に影響はないと判明した。すでに再発防止に取り組んでいるが、お客さまをはじめ関係者に心配をかけたことをおわびします」と陳謝しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180928/k10011648071000.html
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from 乗り物速報