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アメリカのトランプ政権が、自動車の燃費規制を大幅に緩和する方針を発表した。
アメリカの運輸省と環境保護局が、2日に発表したもので、自動車の平均燃費を2026年までに、1リットルあたりおよそ16kmにするとしている。
オバマ政権では、2025年までに、1リットルあたりおよそ23kmに規制していたことから、これを大幅に緩和する方針。
トランプ政権は、現在の厳しい燃費基準では、自動車が高くなり、消費者らの負担が増えると主張している。
今後、意見を募集し、正式決定する方針だが、独自に厳しい燃費基準を導入しているカリフォルニア州などが強く反発していて、訴訟に発展する見通し。
トランプ政権が、環境保護よりも、雇用や経済を重視する姿勢をあらためて鮮明にしたものだが、電気自動車の普及に影響を及ぼす可能性もある。
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