1: 2019/02/25(月) 14:06:52.05 ID:oIFFIvr70
オールラウンンダーNinja vs ガチレーサーZXR
カワサキ400タイムスリップバトル〈後編〉’18ニンジャ400 vs ’94ZXR400
2019/2/18
(中略)
2気筒のニンジャは市街地走行を中心とした日常的なところを目指しているのは一目瞭然。
極低速域からリニアなアウトプット特性が素晴らしく、パワーカーブの途中に目立つ谷もない。
トルクも下から十分に発生しており、これなら確かに発進もラクだ。
これは24年前のZXRには実現できなかった脅威的な部分で、ZXRの方は6000rpm以下では
何もパフォーマンスを見せてくれない。一概に2気筒は4気筒よりパワーがないと言われているが、
それは上まで回したときの話であって、下ではニンジャの方が勝っているのだ。
0→100km/h加速では互角の勝負となっているが、これはこの手のテストの常で
ロケットスタートを決めるためエンジン回転を上げてからクラッチをつないでいるためであって、
スロットル全閉状態からのスタートでは、また違った結果になることだろう。
ただ、低中回転で負けていたZXRは8000rpmから集合マフラーが目覚めたような爆音を奏で、
1万1000rpmからは文字通り炸裂するようなパワー感。製造から24年経った今でも
当時と変わらぬ最高出力を叩き出すのは素晴らしい。下は厳しいが上はすごいという
この極端な特性から市街地走行はまったくもって不利だが、ことサーキットにおいては、
これが最高でパーフェクト。まさに当時のレースで勝つために作られたZXRの
存在理由そのものを表していると言えよう。
ニンジャとZXR、この2台はどちらも川崎重工で生産され約400㏄のエンジンを搭載している……、
類似点はそれだけだった。ニンジャは合理的な設計と快適性で、ユーザーとメーカーの
価格対性能比が有利に作られているのだが、ZXRはそれらを考慮せずやりたいように構築されていた。
(後略)
https://young-machine.com/2019/02/18/26075/
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