2019年1月10日木曜日

日産、航続距離を向上させた「リーフe+」を追加設定

1: 2019/01/09(水) 20:28:11.25 ID:tK3PqU649

日産自動車は2019年1月9日、電気自動車「リーフ」にパフォーマンスと航続距離を向上させた「リーフe+(イープラス)」を追加設定し、同年1月23日に発売すると発表した。

■WLTCモードの航続可能距離は458km

リーフe+は62kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。従来のリーフが40kWhだったのに比べて容量を55%増加させた。航続距離はリーフの322km(WLTCモード)/400km(JC08モード)に対し、458km(WLTCモード)/570km(JC08モード)へと大幅に向上している。458kmという数字は、一日あたりの走行距離のユーザーカバー率で99.5%に相当するという。

新型モジュールの採用によってバッテリーパックを約25%高密度化しており、容量増加による室内空間やデザインへの影響はない。従来の50kWに加え、100kWの急速充電にも対応する。

モーターの最高出力はリーフの110kW(150ps)から160kW(218ps)に、最大トルクは320Nmから340Nmにアップ。リーフでは最大加速Gが継続するのは発進から50km/hまでだが、リーフe+は70km/hまで伸びる。中間加速性能も向上し、80-120km/hの加速時間は15%減少している。

車両重量はリーフの1490~1520kgに対し1670~1680kgに増加。バッテリーサイズは20mm厚くなったが、最低地上高を15mm下げることによって車高の増加は5mmに抑えた。重心高が10mm低下したことにより、走行安定性が向上したという。

ボディーのねじり剛性は8%アップ。車体ロール角は0.4G旋回時で5%減少している。サスペンションは重量増に対応して仕様変更し、操舵フィーリングの改善を図り、コーナリング時の操舵力特性のばらつきを抑えたという。

標準のリーフとのエクステリアデザインの違いは、フロントバンパーの下部にブルーのリップスポイラー状パーツが追加されたのみにとどまるが、急速充電ポートには「e+」ロゴが記されている。インテリアの変更はない。

e+の発表と同時に、標準のリーフにも踏み間違い防止アシストとLEDヘッドランプが全車標準装備となった。

価格は「e+ X」が416万2320円で、「e+ G」が472万9320円。(文=鈴木真人/写真=向後一宏)

2019.01.09
https://www.webcg.net/articles/-/40125

リーフe+(イープラス)
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