2019年5月25日土曜日

米国で「30万人以上がマイカー放棄」、ライドシェアが直視させた車の経済価値

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1: 2019/05/21(火) 21:42:59.55 ID:CAP_USER

「ねぇ~、ねぇ~、お客さん、最近よく聞くMaaSって、なぁ~に?」

 リフトの本社前でピックアップした、社員と思われる乗客にこう尋ねた。

「Mars(火星)? それともMetal as a Serviceのことか?」

「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と、NHKの番組のキャラクターである「チコちゃん」のまねをしようと思ったが、米国人にはこんなジョークは通用しないだろう。黙って聞き流した。

 同じ質問を複数の乗客に投げかけてみたが、日欧の自動車業界やIT業界関係者などの間で流行っている「MaaS(マース:Mobility as a Service)」という言葉を知っている人はいなかった。

 実際、ウーバーやリフトが米証券取引委員会(SEC)に提出したS-1資料(証券登録届出書)の中には、MaaSという言葉は1カ所も出てこない。「ライドシェア先進国」の米国では、「MaaSって何?」というのが率直な反応なのだ。

リフトの「TaaS」、中身はMaaSと同じ
 リフトの創業者であるローガン・グリーン氏とジョン・ジマー氏は、「信頼性が高く手ごろな料金で利用できるサービスを求めている人々と、友好的な地元ドライバーをアプリでマッチングする世界一の交通手段(Transportation)を提供して、人々の暮らしを良くしよう」と、今から7年前の2012年に同社を起業した。

 リフトはモビリティー(移動性)という言葉を使わず、「世界は車の所有から交通手段をサービスとして利用するTaaS(タース:Transportation as a Service)へ移行し始めている」という表現でライドシェアを訴求している。

 現実にはTaaSもMaaSも同様のコンセプトだが、欧州で先に使われていたMaaSという言葉を使いたくなかったのかもしれないし、米国ではMaaSが「Metal as a Service」、具体的には「物理マシンをクラウドサービス的なインターフェースで使う」ためのソフトウエアの意味で使われていたこともその理由かもしれない。
以下ソース
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00683/00004/


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