2019年4月16日火曜日

急カーブ、急傾斜が連続の中国道 「直線で平坦」ではない高速道なぜ誕生?

1: 2019/04/16(火) 08:36:00.18 ID:vfxVadD59

急カーブ、急傾斜が連続の中国道 「直線で平坦」ではない高速道なぜ誕生?
4/16(火) 7:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00010001-kurumans-bus_all
20190416-00010001-kurumans-000-15-view

高速道なのに急カーブ、急傾斜の連続
 吹田JCT(大阪府吹田市)と下関IC(山口県下関市)を結ぶ全線540.1キロの中国道(中国縦貫自動車道)は、1970年に部分開通(吹田~宝塚)し、1983年に全線開通した歴史ある高速道路です。カーブが多く、アップダウンも激しい道路で、中には日本の高速道路で最も急なカーブ「R200」となる場所もあります。なぜ高速道にもかかわらず走りにくい中国道が誕生したのでしょうか。

 高速道と聞くと「直線で平坦な道」をイメージする人が多いと思いますが、中国道では数ある日本の高速道の中でもかなり特異な存在です。

 筆者(加藤久美子)は下関の実家に車で帰省する際、普段は中国道と並行して走っている山陽道を使います。理由は距離が少し短いことと、カーブや傾斜が少なく走りやすいということなのですが、ある時、事故で山陽道が通行止めになり、中国道に迂回することになりました。

 久しぶりに中国道を全線走ってみて改めて以下のことに気づきました。

・神戸~吹田を除いて、ほぼ全線が最高速度80km/h以下
・最高速度が一般道と同じ60km/hの区間もある
・路肩が狭い。ほぼ全線にわたって車1台が停められる幅員がない
・山間部の地形に沿って設計されているためカーブが多く、R300以下も多数
・交通量が少ない
・SA/PAが古く、また設置の間隔も広い。PAはほぼトイレと自販機のみ

 並行して走る山陽道と比べると明らかに「走りにくい」道路です。
NEXCO西日本に聞いてみた、山陽道との違い
 中国道はなぜ、カーブや傾斜が多いのでしょうか? NEXCO西日本に聞いてみました。

「中国地方を東西に貫く形で走行する中国道は中国山地の中央に位置しており、山肌を縫うように走っています。これは、地形を利用した設計になっているためで、必然的にアップダウンやカーブが多くなります。設計されたのが1960年代とかなり古いこと、また事業費を抑えるなどの理由でトンネル建造を避けたため、傾斜や曲線が多い道路になったと思われます」(NEXCO西日本広報課)

 ちなみに、山陽道(神戸JCT~山口JCTの430km)と、同区間の中国道(同443km)の道路の設計速度についても興味深いデータを教えて頂きました。

●中国道(神戸JCT~山口JCT) 
100km/h区間 なし
80km/h区間 94%
60km/h区間 6%

●山陽道(同) 
100km/h区間 59%
80km/h区間 41%
60km/h区間 なし

 なんと、山陽道と同じ区間では中国道に100km/hで走れる区間は存在しないことがわかりました。

以下はソース元で


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