1:名無しさん@涙目です。:2019/03/02(土) 17:51:26.11 ID:28SS53va0 BE:151915507-2BP(2000)
全文
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190228-00000015-sasahi-bus_all&p=2
抜粋
今のホンダの悩みは、主力の四輪事業の低収益性。世間から見ると意外かもしれないが、役員経験のある有力OBは「経営危機寸前の崖っぷちに立っている」と指摘する。
その苦境は決算データが如実に物語る。主力の四輪事業は、二輪事業や金融サービス事業よりも利益率が大幅に低い。18年10~12月期だけでみると、四輪の営業利益率はさらに悪化してわずか1.4%。ホンダの四輪事業の利益率は、トヨタや日産と比べても低い。
ホンダのある役員は「四輪は大胆な構造改革を進めないと、いずれ赤字に陥る」とみる。今のホンダは、主力の四輪が、二輪や金融の利益で食わしてもらっている状況なのだ。
四輪不振の理由は大きく二つある。まずは過剰設備。自動車工場は、高価な設備と多くの人員を抱えているため、稼働率が落ち始めると余剰人員に賃金を払い続けて、収益をむしばむ。まさにホンダはこの状況に陥っている。
八郷社長は「四輪の年間の生産能力は540万台。英国工場の閉鎖などによって21年末までに510万台に落とす」と説明。生産能力を適正化し、稼働率を100%に近づけたい考えだ。
しかし、ホンダ社内には「もう一つの数字」があるという。中堅幹部が明かす。
「生産能力は公式には540万台と言っているが、日本から主要部品を輸出してプラモデルのように組み立てるノックダウン生産の能力を入れると、実は800万台近い。このため、実際の稼働率は60%程度。英国だけではなく、マレーシア、パキスタン、インドネシアなどの工場も閉鎖しないと、問題は解決しない」
実際、ホンダは英国工場閉鎖と同時に、トルコ工場閉鎖も発表している。
次に、開発コストの高さだ。ホンダの開発は子会社の本田技術研究所が担っている。多くの設計図を「親会社」に売れば、子会社の売り上げが増え、エンジニアはどれだけ多くの設計図を描くかで評価されてきた。このため、車種間で共通で使える部品があっても、わざわざ別々の部品を設計する風潮がある。これが設計の効率化を阻んできた。
from 新型車情報局