1: 2019/01/21(月) 09:59:35.03 ID:MWvMVVDl9
前輪が2つある大型バイク「NIKEN」。この車両を擬人化ならぬ「擬猫化」したキャラクターが登場するサイトを、ヤマハ発動機がオープンさせました。しかも羊毛フェルトなどの手芸にチャレンジしてもらおうという内容です。なぜ猫で、なぜ手芸なのか? 担当者に話を聞きました。
NIKENとは
フロント2輪が特徴のNIKEN。メーカー希望小売価格は税込み178万2000円で、受注生産しています。
ヤマハ発動機では、車体が傾斜して旋回する3輪以上のモビリティーを「LMW(リーニングマルチホイール)」と呼んでおり、「ころばないバイク」を目指して開発されました。
前二輪による安定感だけでなく、スポーティーで軽快な旋回性や自然な操舵性(そうだせい)を実現している点が特徴だそうです。
擬ニャン化で「ニャイケン」に
そんなNIKENを「擬猫化」したキャラクターが登場するサイトを、ヤマハ発動機が昨年12月下旬に公開しました。
キャラクターの名前は「ニャイケン」。前脚それぞれに車輪がついていて、左右の後ろ脚は一つの車輪を挟んでいます。
サイト内には「羊毛フェルト」と「あみぐるみ」で作られたニャイケンが写っており、写真や動画で作り方が詳しく公開されています。
ニャイケンだけでなく、本家であるNIKENの羊毛フェルト・あみぐるみも紹介されており、随時モチーフは増えていくようです。
ヤマハ発動機に聞きました
なぜバイクを擬猫化したのか? 手芸をテーマにした狙いとは? ヤマハ発動機コーポレートコミュニケーション部の三宅英典さんに話を聞きました。
――なぜNIKENを擬ニャン化したのでしょうか
厳密に言うと「ニャイケン」のベースとなったのはNIKENではなく、前身の「MWT-9」です。2015年に行われた第44回東京モーターショーの時に参考出展車として展示された車両です。
当時モーターショーのスペシャルコンテンツを担当したメンバーが「見た目が猫っぽい……」と感じたらしく、猫とかけあわせて誕生したのがニャイケンです。
なので、当時は「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」状態でした。2年後の第45回東京モーターショーに参考出展車としてNIKENという名前で車両が発表された後、自然発生的に「ニャイケン」という名前が付いたようです。
なぜ手芸をテーマに?
――なぜ、ヤマハ発動機が手芸のサイトだったのでしょうか
ウェブサイトって、文字を読んで、写真や映像を見て終わりじゃないですか。私どもはものづくりをしている企業ですので、ウェブサイトを通してユーザーの方が実際に手に取って、楽しんでいただけるものを提供したいと考えていたんです。
国内のバイクユーザーは、男性の割合が高く年齢層も高いです。興味の無い人たちからしてみれば、ウェブサイトを見る理由もないのが実情です。
なので、これまでウェブサイトを通して接触出来ていなかった女性や若い方々に、興味を持っていただけそうな題材を模索している中で「あみぐるみ・羊毛フェルト」が候補としてあがってきました。
2~3年前の総務省による調査で、国内での手芸人口が約1200万人で、そのうち95%以上が女性という結果が出ているんですね。こういった層の一部にでもリーチして、「ヤマハ発動機」という名前だけでも知っていただくことが出来ればと思い、「あみぐるみ・羊毛フェルト」をスタートさせました。
一口に手芸といっても様々なカテゴリーがありますが、モノを立体で表現出来る手法として、この2つに着目したんです。
全文
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15901678/
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/handicraft/index.html
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