1: 2019/07/26(金) 21:10:51.71 ID:VZy5H/Ex9
1992年のF1チャンピオンであるナイジェル・マンセルが、現在のF1ドライバーたちには“本当のF1マシン”でのレースがどういうものかは絶対に分からないと語った。
マンセルは、F1が最高の時代を迎えていたのは、自分がタイトルを取る前の1980年代だったと考えている。
イギリス出身のマンセル(65)は、F1統括団体でもあるFIA(国際自動車連盟)の機関誌『Auto(オート)』に次のように語った。
「もうF1があの時代に戻ることは決してないだろう」
「あのころのターボマシンを操るのは、人生において最も楽しく、恐ろしいことだったよ」
「ウィリアムズFW11B(1987年型)と比べられるクルマなど世界中を探してもないよ。本当に、今のドライバーたちは本物のF1マシンがどういう感じなのか決して分からないだろうね」
「予選では、本当に最大1500馬力を手にしていたんだ。BMWはもっとパワーがあったと言われていたね。そして、ストレートでは6速ギアでホイールスピンが発生していた。175か180mph(時速約280~290km)でね。それはドライバーにとって言葉では言い表せないことさ」
ホンダのV6ターボエンジンを搭載し、1987年のコンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルを獲得したウィリアムズの1987年型車についてそう語ったマンセルは次のように付け加えた。
「どのコーナーにさしかかったときも、クルマは本当にドライバーを殺そうとしていたよ」
ちなみに、この年にウィリアムズ・ホンダのネルソン・ピケがドライバーズタイトルを獲得。チームメートを務めていたマンセルはランキング2位で終えている。
7/26(金) 12:11配信 TopNews
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000002-fliv-moto
画像 ウィリアムズ・ホンダFW11Bでトップを走行する1987年のナイジェル・マンセル
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