2019年6月25日火曜日

ホンダがF1技術を使った市販エンジンを開発 熱効率47%達成 

1:名無しさん@涙目です。:2019/06/15(土) 11:10:47.36 ID:Q8eOg0ke0.net BE:232392284-PLT(12000)
preview-honda-NzQ1NA==



プレチャンバー採用、F1技術の転用へ

 ホンダが開発中のガソリンエンジンの試作機で、最高熱効率が47.2%に達した。実現すれば、世界最高水準といえる。
F1などの競技車で採用が広がるプレチャンバー(副燃焼室)技術を活用し、超希薄燃焼(スーパーリーンバーン)を実現する。2020年代の実用化を目指す。

 ホンダは2018年に発売した「アコードハイブリッド」の2.0Lガソリン機で、最高熱効率40.6%を達成した。
将来に向けては最高熱効率45%、比出力80kW/Lの両立を目標に開発を進めている。プレチャンバー技術を使った超希薄燃焼は、目標達成に重要な技術と位置付ける。

 2019年5月に開催した自動車技術会春季大会で、本田技術研究所第3技術開発室上席研究員の新里智則氏が、2030年に向けたホンダのエンジン技術について発表した。

超希薄にすると着火しにくく、安定して燃えにくい。ホンダが安定燃焼の実現手段として着目したのが、プレチャンバー技術である。

 同技術は、点火プラグの先端を小部屋(プレチャンバー、副燃焼室)に収めて火を着けるもの。点火プラグの先端に、小さな穴を設けた金属キャップをかぶせるイメージである。



 プレチャンバー内で混合気を点火すると、複数の小さな穴から火炎が主燃焼室に飛び出る。超希薄な混合気を燃やせるのは、複数の火炎が広がる「多点点火」に近い燃焼形態になることが大きい。

この先は有料会員の登録が必要です。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/02339/?n_cid=nbpnxt_mled_dm

続きを読む


Archive