1: 2019/05/20(月) 00:24:28.84 ID:CAP_USER
トヨタ自動車の豊田章男社長は18日(米東部時間、日本時間は19日早朝)、米大学でのあいさつで「自動車業界は今、20年後にどのような車が走っているのかだれも予測できないほどの革命的な変化が起こっている」と述べた。コネクテッドカー(つながる車)などの「CASE」時代の本格到来を踏まえ激変期にあることを改めて強調した。
母校の米バブソン大が豊田社長に名誉法学博士号を授与することを受けて出席した同大の卒業式で学生向けにスピーチした。豊田社長は「変化からは逃げるのではなく取り入れていくことを(バブソン大で)学んだ」と話した。今の立場にもつながる企業家精神を「最も大きな学び」とした。
トヨタの歴史や自身の経歴を振り返り、学生たちには地球規模で物事を捉えることの重要性を説いた。「正しいことをすれば収入はついてくる。いくつになっても新しいことに挑戦してほしい」などと語りかけた。
トランプ米大統領が輸入車の増加を脅威と指摘した発言を巡りトヨタの米国法人は17日に異例の強い表現で反論の声明を発表していたが、豊田社長は通商問題に触れなかった。
豊田社長は1979年に慶応大学を卒業後、82年にバブソン大から経営学修士号(MBA)を取得して84年にトヨタ自動車に入社した。
豊田社長は3月にも米首都ワシントンで講演しており、「どのような状況でもトヨタは米国に残り続ける」と強調した。トランプ政権の通商政策への質問には「国家安全保障の脅威と言われるのは悲しい」と批判はせず、米国の販売店や仕入れ先、従業員への感謝を繰り返した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44997940Z10C19A5TJC000/
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