2019年3月14日木曜日

4月1日から東京のトヨタ系列の販売店4つが一つに統合 値引額が減る?ユーザーのメリット、デメリットとは

1: 2019/03/14(木) 14:07:03.21 ID:qIpKLNZy9

 いよいよ、この4月1日から東京のトヨタ系列の販売店4つが一つに統合される。いったい、東京のトヨタ販売は、これからどう変わるのか?

 いっぽう、ユーザーの立場から見ると、何がどう変わるのか? メリット、デメリットはどうなのか? 新車ディーラーの取材を得意とする、ジャーナリストの遠藤徹氏が徹底取材した。

■4月1日から東京地区のトヨタ系列店が統合、一つの会社に

 この4月1日から東京地区のトヨタ系列店が統合し、一つの会社が発足する。その名は「トヨタモビリティ東京」」だ。

 これまでは「東京トヨタ」、「東京トヨペット」、「トヨタ東京カローラ」、「ネッツトヨタ東京」など別法人で、それぞれ取り扱う車種は専売、併売モデルと分けて販売していた。

それが4月1日からは全店併売となる。正確にはこの他東京地区には地場資本の「西東京カローラ」、「ネッツトヨタ多摩」、「ネッツトヨタ東都」があり、このうち西東京カローラは全車種扱いだが、他の2社は取り扱い車種の変更はない。

 従来の専売モデルはトヨタ店がランドクルーザー、センチュリー、アリオン、トヨペット店はハリアー、ハイエース、アルファード、プレミオ、カローラ店はカローラ、ノア、パッソ、ネッツ店はヴィッツ、ヴェルファイア、ヴォクシーなどだった。

 ただ東京地区は全国の他地域ディーラーとは多少取り扱い車種が異なる。全国だとトヨタ店はクラウン、トヨペット店はマークXがそれぞれ専売だが、東京地区はどちらも両系列店の併売となっている。

 これが4月1日から全店舗で全トヨタ車を扱うようになる。併売車は複数系列店と全系列店扱いの両方があり、2系列店の併売車は全系列店扱いになる。

 つまり専売車と2系列店併売車は全系列店扱いに切り替わることでセールスパワーがアップするので、そのぶん販売台数は5%程度増えることになりそうだ。

■販売店側のメリット、デメリット

 販売店サイドから見るとメリットとデメリットの両方がある。今回、統合1か月を切った3月初旬に、現場の営業マンから聞いた話は以下の通り。

●「ハリアー、アルファード/ヴェルファイアなど人気収益車が扱えるようになるので助かる」(トヨタ店)
●「ランドクルーザー、カローラ、ヴィッツなどが扱えるのは嬉しい。これまでは他系列店の取り扱い車種の購入希望ユーザーが来店すると紹介するだけだったが、これからは堂々と売れるようになるので嬉しい」(トヨペット店)
●「クラウン、ハリアー、アルファード/ヴェルファイアが扱えるので収益があがるし、ノルマが達成しやすくなる。」(カローラ店)
●「クラウンを扱えるのが楽しみ。クラウン1台の利益は専売モデルであるヴィッツの10台分に相当するのでかなり儲けられるようになる」(ネッツ店)

 と、一様に歓迎一色のコメントだ。半面デメリットもある。「各店舗間の競争が激化、販売テリトリーも重なるので収益の悪い店舗は整理、統合されてしまうのではないか。」(各系列店店長)と不安の色も隠さない。

■値引額が減るなどユーザーのデメリットのほうが大きくなりそう

●ユーザーのメリット
・どこのディーラーにいってもトヨタ全車種が買える
・全車種扱いになったことで購入するディーラーを自由にユーザーが選べる
●ユーザーのデメリット
・販社が一つに統合されたことで情報がオンラインで共有化されるため、店同士の競合がなくなり、値引額が大幅減
・競合させるためには埼玉や神奈川、千葉など東京近郊の販社まで足を運ばなければいけない

 ユーザーにとってはデメリットのほうが大きくなりそうだ。というのは、どこの店舗でも全トヨタ車を購入できるようになるのはいいが、トヨタ車同士で競合させて大幅値引きをゲットするような購入作戦を組めなくなるからだ。

「ひとつの店舗でお目当てのクルマの購入交渉を始めると、同じ会社になると、その情報がコンピュータでオンラインされ、直ちに他店舗に伝わる仕組みになる」(トヨペット店)と打ち明ける。

 したがってトヨタ車同士の競合は東京都内では不可能に

以下ソース先で

■その後60車種を30車種程度まで減らす方針

3/14(木) 13:02
ベストカーWeb
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190314-00010002-bestcar-bus_all&p=1
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