1: 2019/02/20(水) 08:54:50.73 ID:tCjgLfS09
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ホンダ撤退 イギリスで波紋広がる
2019年2月20日 4時48分英 EU離脱
ホンダがイギリスにある工場の閉鎖を発表したことをうけ、19日、イギリス議会で討議が行われ、今回の決定の背景にはEU=ヨーロッパ連合からの離脱交渉がこう着状態に陥っていることがあるという懸念が相次いで出されました。
野党・労働党の「影の内閣」で、ビジネス・エネルギー・産業戦略相をつとめるロング・ベイリー議員は「ホンダは、去年、EUと合意のないまま離脱することになれば大きな損失を被ると懸念を示していた。企業の信頼を失ったのは政府の離脱交渉の失敗が原因だ」と述べ、離脱への道筋を描けないメイ政権を批判しました。
クラークビジネス・エネルギー・産業戦略相は「政府は、イギリスがよい投資先だと世界に訴え続けており、トヨタやBMWなどのように投資を続けることを決めた企業もある」と反論したうえで「ホンダの決定は衝撃だが、イギリスが自動車の生産に最適な国だとホンダにも再び感じてもらえるようあらゆる手段を尽くしたい」と述べました。
工場のあるスウィンドンでは
ホンダの工場は1985年、イギリス南部の都市スウィンドンに作られ、1992年に車の生産が始まって以来、これまでに350万台が送り出されました。
この工場では3500人が働き、関連する企業も多いだけに、地元では閉鎖の発表に衝撃が広がっています。
工場で働いている男性は「もし3500人もの人が職を失ったら、経済をはじめ、あらゆるものに大きな打撃となるでしょう」と不安な気持ちを明かしました。
また、夫が以前、ホンダで働いていたという子連れの女性は「これまで多くの人がホンダの仕事を求めてやってきました。しかし、これからは人が去ることになり、将来、ゴーストタウンになってしまうと思います」と心配そうに話していました。
若い男性は「ホンダはこの地域で最大の雇用主で、私のような年代の人も多く働いています。もし働く場所がなくなってしまったら、スウィンドンは消えてしまうと感じます」と話していました。
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