2019年1月27日日曜日

寒い朝、凍った車の窓ガラスにお湯をかけるのは危険!!

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1: 2019/01/27(日) 11:05:07.50 ID:1cyzAI5x9

朝の冷え込みが厳しい季節。屋外に駐車していた車の窓ガラスが霜で凍ってしまうと、溶かすのが大変です。皆さんはどのように対処していますか?ウェザーニュースでアンケート調査を実施したところ、「車のくもり止め機能(デフロスター)を使う」が45%と一番多くなっています。次いで、「お湯をかける」(23%)という人が多いようです。

また、エリア別で詳しく見てみると、西のエリアほど「お湯をかける」回答が多い傾向となりました。東海・近畿・中国・四国・九州のエリアでは30%を超える人がお湯をかけているようです。

回答者には「ぬるま湯をかけてワイパーで仕上げます」「お風呂の残り湯で溶かします」というコメントもあり、お湯と回答した人の中にはぬるま湯を使っている人も含まれているようですが、熱湯はもちろん、ぬるま湯で溶かすのも危険で注意が必要です。どのように解氷するのが効果的なのか、解氷方法と凍結防止策をJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)に聞きました。

■解氷スプレーを使うのが最も効果的!

JAFでは、フロントガラスの解氷テストによって、解氷剤を使った場合とデフロスター(くもり止め機能)を使った場合の2つのシチュエーションを比較しました(場所:長野県上田市菅平高原、天候:雪、最低気温-6.3℃、テスト終了時-5.9℃)。結果は次の通りです。【テスト結果】▼解氷剤を使用フロントガラスにまんべんなく塗布すると、1分ほどで凍結を完全に解かすことができました。▼デフロスター使用デフロスターを使い内気循環で最高温度に設定すると、視界が確保できるまで10分ほどかかりました。

早く解凍させるには、解氷剤(スプレー)を使用するのがいちばんです。解氷スプレーの成分はエタノールやイソプロパノールで、0℃でも凍らないアルコール特性を利用して、フロントガラスの凍結温度を下げることができます。スプレー後に霜が溶けたら、布で拭き取るかワイパーを用いてガラス面をきれいにしましょう。JAFでは「デフロスターだけで解氷しようとすると、長時間のアイドリングで環境面に負荷をかけるので、解氷剤にスクレーパー(へら)の併用をお勧めします」とアドバイスしています。

■お湯をかけるのは危険!

「お湯をかけて解氷するのは、温度差でガラスが割れたり、溶けた水がすぐに凍りつく可能性があるので危険です」(JAF)。熱湯はもちろん、ぬるま湯でも要注意です。霜が降りやすい気象条件は、前夜が快晴で放射冷却現象が強まるときです。昼間暖められた地面が大気中に熱を放出して、地面の温度が下がるのです。車のフロントガラスに霜が降りるのは、寒さでフロントガラスが冷やされ、空気中の水蒸気が昇華して付着するためです。

http://news.livedoor.com/article/detail/15932357/


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