1: 2018/12/16(日) 13:38:52.79 ID:PIGDcdzF0●
同質性が背景に?日本で犯罪率のわりに交通トラブルが多い理由
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15743611/
東名高速での「あおり運転」事故で、逮捕された石橋被告に懲役18年の一審判決が出た。
石橋被告のような、あおり運転の常習者は非常に特殊な例だが、世の中、運転中にカッとすることはよくあるし、なかには「コノヤロー!」と真剣に怒ってしまうこともしばしばではないだろうか?
それがトラブルにまで発展してしまう可能性は、誰しもゼロではないだろう。
◆日本は犯罪率のわりに運転トラブルが多いと感じる理由
もちろん人間だから、怒ることもあるのは当然だが、この「運転中に爆発する怒り」に関しては、日本が一番多いのではないか、と私は感じている。私は海外20か国で運転した経験があるが、正直なところ、日本人ドライバーが一番よく怒り、それを根に持つ傾向にあるような気がする。
もちろん海外にも、瞬間的に怒りを炸裂させるドライバーはいるが、せいぜいホーンを鳴らすとか、窓から腕を振り上げておしまいという感じで、相手を追いかけたり、進路妨害をしたりというのは、見たことも遭ったこともない。
日本人は、基本的には和をもって尊しとなす穏やかな特性を持っている。犯罪発生率も非常に低い。しかし、運転トラブルに関しては、少なくとも多いほうの部類には属するだろう。
背景にあるのは、日本人の同質性だ。日本で運転している限り、周囲のドライバーはほぼすべて日本人だ。つまり、自分と同じメンタリティやルール意識を持っているはず。そこから外れた行動を取るのは許せない!となりやすい。
たとえば合流。日本では、自分の前に合流されることを、「割り込まれる」という被害者意識で捉える傾向がある。「少なくともお礼くらい言え」といった感覚で、無遠慮な合流は失礼な行為。制裁の対象となるべきだ、という意識が働きやすい。
しかしこれは、同じルール意識を持っていることを前提にしたもので、相手が外国人だったら、「しょうがないな」と思うのではないだろうか?
◆無駄なトラブルを避けるためにドライバーがすべきこと
アメリカは、日本に比べると犯罪発生率が高い国だが、運転に関しては、他車に非常に寛容だ。その根底には、「相手がどんな人間かわからない」という感覚があるという。つまり、ホーンを鳴らしただけで射殺されるかもしれない。そういう国では、自分がムカついたクルマを停車させて、「ちょっと降りろ!」などと言おうとは、まず思わないのだ。
また、日本人は、あおり運転の相手に「ちょっと降りろ!」と言われたら、降りないのは卑怯、キチンと話をつけよう、話せばわかるはず、といった意識もある。それもまた、日本人が非常に同質で、「相手は自分とそんなに違わない人間のはず」という思いがある。
しかし、あおり運転の末に、こっちをムリヤリ停車させるような相手は、間違いなく「何をするかわからない、話し合ってもムダな人間」だ。絶対に相手にすべきではない。ドアをロックして「籠城」するに限る。
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