2018年10月28日日曜日

テスラ「モデル3」の生産台数目標に関する虚偽の疑いでFBIが本格捜査を開始か

vbhjk

1: 2018/10/27(土) 13:04:45.05 ID:CAP_USER

テスラが社運をかけた普及価格帯EV「モデル3」の生産目標に関して「虚偽の発表を行った」という容疑で、アメリカの連邦捜査局(FBI)が捜査を本格させていることが報じられました。

この件を報じたウォール・ストリート・ジャーナルによると、FBIは、テスラが達成不可能な生産予測であることを認識しながら過大な数値を示すことで投資家を欺いて判断を誤らせたという点に焦点を絞って捜査を進めている模様。テスラは2017年2月に2016年第4四半期の業績を発表したのですが、その際に「2017年第4四半期には週あたり5000台のモデル3を生産する」と言及。しかし実際には2017年度の生産台数は2700台にとどまり、週あたりの生産台数は793台という、予測とは大きくかけ離れたものになっていました。実際に週5000台の生産レベルに達したのは、2018年6月末のことでした。

2017年7月前半、マスク氏は「12月には月産2万台に達しそうだ」とツイート。この辺りの一連の発言の信ぴょう性が問われる事態となっています。

2017年はテスラにとって悪夢のような時期であり、モデル3の生産体制構築が遅れに遅れるという事態を引き起こしています。生産問題にあえいでいた2017年第3四半期には、同社始まって以来の6億1900万ドル(約700億円)という巨額の赤字を計上するに至っています。

FBIはこの予測が妥当なものだったのかについて疑いを強めている模様。捜査を本格化させるにあたり、FBIは元従業員らに対して捜査協力の要請を行っているとも報じられています。FBIはまた、元従業員らに刑事訴訟になった場合の証言をも求めていることから、今後は本格的な司法による判断の場に持ち込まれる可能性が高まっています。

なお、2018年第2四半期の決算では、モデル3単体ではやっと黒字化を果たして収益が向上し始めているところ。今後もしばらくはテスラにとって試練の時期は続きそうです。
2018年10月27日 11時47分
https://gigazine.net/news/20181027-fbi-investigate-tesla-model-3/


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